Clutch. ハーレー クラッチ切れ 不良 修理

今日はクラッチについてその2です。

おはようございます!

梅雨の合間のいい天気ですね!
オイル交換して気持ちよく走りましょう~。
熱に強い化学合成油お勧めします。

ではではいきましょ~。

先日のつづきです。
納得がいかないので、いろいろ見ていきます。
前もって、クラッチセットBarnett製を用意しておきました。

セルモータも空回りするのも納得いかないので、ワンウェイですね交換です。

作業開始!
プライマリーカバーのアウターを外し、まずは現状把握。
クラッチレーバーを握ると…。
クラッチシェルが動いている!
もう一度。
クラッチシェルが動いている!
2回言いました笑。

異常です。
分解していきます。
コンペンセーターに異常はありませんでした。
クラッチ側は…。
クラッチシェルとハブをつないでいるハブベアリングが、ゴリゴリになっております。
エンジンかかっているときにした変な音はここからだったのであります。
もちろん同様のケースありますので、おおよそわかっておりましたよ~。
でもなぜこんなに?

お休みの日にやっていて、ツーリングに行こうと思ったのに…。
ベアリングやその他のパーツがあるか、倉庫に見に行ってくると…。
なんと予備まで!持っている!
ありがとう私。

全部あるので頑張ればツーリング行ける!
でも、焦るとやらかすので、一息入れます。
ハブ単体でチェックすると。
メインシャフトに対しておさまりが悪い。
よく見ると、奥のベアリングレースにハブのエンドがぶつかっている!
それが原因でベアリングが壊れた。そしてクラッチの切れが悪かった。

では加工します。
1~2㎜程カット。仕上げ。
メインシャフトの傷、かえりバリも修正。
ハブを仮組。
おお~いいんじゃない!バチッとしました。

セルモータ☞ピニオンギア☞スタータリングギアとなります。
ピニオンギアは完全にスリップ。ワンウェイがだめです。交換。
スタータリングギアはかえりバリでメタメタです。
これを1枚1枚削って修正。
根気のいる作業です。
セルボタン押して、「ガキッ!」っていうとココがそのようになるわけです。

ハブをうまいこと組直しまして、取り付け。
クラッチを組んでいきます。

全部組んだらオイルを入れてエンジンスタート。
!!!
めちゃ、スパッと切れます!そしてクラッチも軽く切れるように~♪

この時点で3時過ぎております…。
ツーリングしたいな…。
行くか!
修理は4~5時間。
天気は最高。

その後4~5時間ツーリングを堪能しましたとさ。
海も山も。高速も下道も。畑も田んぼも。海岸も潮風も。回転しない職人さんのお寿司も!

おしまい。

各所・各部の写真・画像がないのはご容赦ください。

と、いうことで…。この車両。
1988 FLSTC    Bobber.
FOR SALEです。

おきがるに。